最新版の事典をご利用下さい。
現在閲覧中の項目は、古いバージョンで作成されたものです。
最新版の事典は、こちらとなります。
ベリアル (Belial)
【分類】
天使悪魔(Angels&Devil-Deamon)
【解説】
ヘブライ語で「無価値なもの」という意味。炎の戦車に乗った天使の姿で現れる。ソロモン72柱の魔神の一人。法律の権威でもあり、キリストを告訴し法廷で闘った。キリストの無実が立証されたが、ベリアルにも最後の審判後に地獄へ落とされたものへの支配権が認められていた。最も放埒で卑猥な堕天使と評されたが、容姿の端麗さにおいても彼を凌ぐ者はいなかった。
natumeyasi
地獄帝国の王の一人。シドン(フェニキアの都市。現在のサイダ)で崇拝された魔神。地獄の王達の中でも彼ほど放埒に溺れ、悪徳そのものの魅力に取り憑かれた者はいない。その心根はおぞましく卑しくとも、外見は素晴らしく、物腰は優雅さと威厳に富む美しい天使のままで、炎の戦車にまたがっている。ソドムをはじめ各地に信者はいたが、彼のために祭壇を建設する勇気は誰にもなかった。話しぶりは温和で、人に地位や寵愛をもたらし、友情を長続きさせ、有能な召使を世話してやる。80の軍団を統率し、自分に服従する危機は必ず救ってやる。かつては力天使で、その頃はサタナエルと呼ばれ、その名は『神の使い』という意味がある。
旧約聖書偽典『ヨベル書』によれば、まだ彼が天使だった頃、ノアの数代前にマステマという天使と共に地上に降り、人間の女性と交わり、ネピリムを産ませているが、その罪により天には帰れず、堕天使となった。詳しくはグリゴリの項を参照。また、ソドムとゴモラに背徳を持ち込んで、滅亡の原因を作ったともいわれている。
石田真一
【参考文献】