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毘沙門天(びしゃもんてん)
【分類】
仏教(Buddhism)
【解説】
須美山の北方、そして北倶盧州を守護する最強の四天王。正しくは、単独で信仰されるときが毘沙門天、四天王として信仰されるときは多聞天と呼ぶ。ヒンドゥーのヤシャ王クヴェーラがその由来であり、軍神であるほかに財宝神としても信仰される。「ヴァイシュラヴァナ(聖仙ヴィシュラヴァスを父とすることから)」とも呼ばれ、毘沙門の名はそれを音訳したもの。配下として夜叉や羅刹を従える。宝塔を所持することから托塔天王とも呼ばれ、道教では封神演義に出てくる李靖のこと。すなわち、中壇元帥ナタクの父親である。真言は「ノウマク サマンダボダナン ベイシラマンダヤ ソワカ(普き諸仏に帰命し奉る 毘沙門天よ スヴァーハー)」。
関平
もとはインドのヴァジュラヴァーナ。四天王の多聞天の別名。吉祥天を妻とする。勝軍と富の武神。また、夜叉の主領ともいわれる。十二天のひとつ。七福神の一神でもある。
藤山
【参考文献】
・『図解 仏像の見分け方』 大法輪閣編(大法輪閣)
・『図解 曼陀羅の見方』 小峰彌彦(大法輪閣)
・『道教の神々』 窪徳忠(講談社学術文庫)