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ブッダ (Buddha)
【地域】
インド神話(Hindu mythology)
仏教(Buddhism)
【解説】
インドの神話。ヴィシュヌ第9のアヴァターラ(化身)である。周知の通り、ブッダとは仏教の開祖である仏陀(釈迦如来)の事である。
ここでのヴィシュヌの目的は、他の化身とは決定的に違っている。『バーガヴァタ・プラーナ』によれば、ブッダへと化身したヴィシュヌは神々を苦しめるアスラ族に、誤った教義である仏教を広め、ヴェーダを捨てさせたのである。それは人間の間にも広まって行く。その結果、彼らはパーシャンディン(ヴェーダを捨てた異端者)となり、地獄へと墜ちるに相応しい存在となった。
ヒンドゥー教の世界観によれば、現在はカリ・ユガの時代である。カリ・ユガは、悪徳・暴力が蔓延る世界の終末である。つまり、ここでのブッダはカリ・ユガの到来を意味しているのだ。そしてカリ・ユガの終末、全てのアダルマ(非法)を滅ぼす為にカルキが降臨する。
サンスクリットではガウタマ・スィッダールタ(Gautama-siddhartha, gautama-siddhArtha),パーリ語でゴータマ・スィッダッタ(Gotama-siddhattha, gotama-siddhatta)という。よく両者を混同する表記が見られるがこれは間違いである。ガウタマとは「最上なる牛」を意味し、スィッダールタとは「目的(実利)を成就せる者」の意である。
海龍王