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孔雀明王(くじゃくみょうおう)
【分類】
仏教(Buddhism)
【解説】
サンスクリット語では「マユリ」で、「孔雀」の意。蛇の毒を初めとする諸毒や災難を取り除いてくれる。密教においては、釈迦如来が人々を教化するために現れた姿が、孔雀明王であるといわれている。孔雀の背に坐し、手には蓮華や孔雀の羽根をもっている。表情も優しく、このように優美さを漂わせている点が、他の明王との大きな違いである。
修験道の開祖とされる役小角(えんのおづぬ)は、孔雀明王の法力を獲得したという。
藤井正浩
原語ではマハーマーユーリー ヴィドヤーラージュニー(Mahamayuri-vidya-rajni, mahAmAyUrI-vidyA-rAjJI)すなわち大孔雀明王妃。原語から察すればこの尊格は女尊ということになる(マーユーリーは孔雀を表すマユーラmayUra よりなる形容詞マーユーラの女性形。またラージュニーは王を表すラージャン rAjan の女性形である)。このことから、しばしば仏母孔雀明王とされる。
海龍王
【参考文献】