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 トール (Thor)

【分類】

 北欧神話(Norse mythology )

【解説】

 アース神族のなかで最も力があり元々は主神だった。タングニョーストとタングスリースニルという二頭の牡山羊に車を引かせ天空を駆け巡り、その時に鳴り響く音が雷と言われている。  ミョルニルが盗まれたとき、ロキと協力してフレイアに変装し、見事相手を騙しミョルニルを取り戻すという話はかなり有名。  ロキとは仲が良かったが後に騙されロキとは不仲になるヨルムンガンドを倒した後ヨルムンガンドの毒の為その場から9歩引き下がって死ぬ。

Thor





 北欧神話に出てくる雷神であり、豊穣神の性質もある。トールにはさまざまな逸話があり、女装する話や、巨人との一騎打ち、世界蛇ヨルムンガンドを釣るなど数多くある。トールは、北欧神話に出てくる神々、巨人達の中でも一番強いとされている。しかし性格は優しく、心を込めて謝ればたいていの事は許してくれる心優しい神である。
 もともとはオーディンが主神ではなく、トールだったとされているが、時代の流れとともに主神の座を、オーディンに奪われてしまったのである。ラグナロクではヨルムンガンドと一騎打ちをして激しい戦いの末、見事倒すがトール自身もヨルムンガンドの吐く毒気にすでにやられていて、倒れてしまった。ミョルニルとメギンギョルズと鉄の手袋を持つ。ラグナロクヨルムンガンドも参照。

ほくおうすき





【参考文献】

 ・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
 ・『神話・伝承事典』バーバラ・ウォーカー(大修館書店)
 ・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
 ・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『エッダ〜古代北欧歌謡集〜』V.G.ネッケル 谷口幸男(新潮社)
 ・『北欧神話』H.R.Ellis Davidson/米原まり子・一井知子(青土社)
 ・『北欧神話物語』 Kevin Crossley-Holland/山室静・米原まり子(青土社)
 ・『ゲルマン・ケルトの神話』トンヌラ ロート ギラン/清水茂(みすず書房)
 ・『虚空の神々』 健部伸明と怪兵隊(新紀元社)