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ウマー(Uma)
インドの神話。シヴァの神妃(デーヴィー)の一人。パールヴァティ
ーと共に、優美さと穏和さを表している。
『ケーナ・ウパニシャッド』によれば、彼女は「最も美しいヒマーラ
ヤの娘」と呼ばれ、アグニ、インドラ、ヴァーユなどよりも高い位置に
置かれている。『ラーマーヤナ』においては、ラクシュミー、ガンガー
と並んで崇拝されている。
『ハリヴァンシャ』によれば、ウマーという名の由来について、次の
ようなエピソードが記されている。ヒマラヤの神ヒマヴァットと、その
妻メーナーの間には、アパルナー、エーカパルナー、エーカパータラー
という三人の娘がいた。
三人は女であったが、激しい修行を続けていた。他の姉妹とは違い、
長女のアパルナーは何も口にしようとはせず、修行だけに励んだ。
それを見かねた母親が、「おお、お止めなさい(ウマー)」と言った
ことから、ウマーと呼ばれるようになった。そして、その修行によって
女神となったのである。