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 ブラン(Bran)

【分類】

 ケルト神話(Celtic mythology)


【解説】

 フリールリール)の息子。兄弟に、マナウィダン。主に、ウェールズの神話で活躍する。その名前は「ワタリガラス」という意味である。普通の人間が住む宮殿に入りきらない程の巨体で、大河をまたげるほどだった。また彼の持つ大釜は、死者を蘇らすことが出来た。
 彼はブランウェンを救い出す戦争で命を落とし、首を切られた。しかし、その首は墓地に埋葬されるまでの87年間、ずっと喋り続けたという。埋葬されてからは島を外敵から守る守護神となったが、伝説によれば、アーサー王はその首を掘り起こしてしまった為、サクソン人の進入を防ぐ事が出来なかった。





【参考文献】

 ・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
 ・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
 ・『神話・伝承事典』 バーバラ・ウォーカー(大修館書店)
 ・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『ゲルマン,ケルトの神話』 清水茂訳(みすず書房)
 ・『ケルト神話』 プロインシァス・マッカーナ(青土社)
 ・『ケルトの神話』 井村君江(ちくま文庫)
 ・『図説ケルトの歴史』 鶴岡真弓・松村一男(河出書房新社)
 ・『ケルト神話の世界』 ヤン・ブレキリアン(中央公論社)
 ・『ケルト生きている神話』 フランク・ディレイニー(創元社)
 ・『図説ケルト神話物語』 イアン・ツァイセック(原書房)
 ・『虚空の神々』 健部伸明と怪兵隊(新紀元社)