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ケヴィウン(Gefjun)
【分類】
北欧神話(Norse mythology )
【解説】
古エッダ『ロキの口論』、スノリのエッダに登場する。その中で、ハールが4番目に偉い女神だと答えている。1番はフリッグ。
処女神であり、処女のまま死んだ乙女達は彼女の元へ集まるという。しかし、その伝説とは反対に、彼女は巨人族と交わり、4頭の牛を生んだという伝説もある。
ギュルヴィ王は、彼女と一夜を共にし、その御礼として4頭の牛が一晩で鋤くことの出来る土地を与えると約束した。ケヴィウンは、ヨツンヘイムから自分が生んだ4頭の牛を連れてきた。その牛の動きは驚異的で、辺り一面を根こそぎ削り取ってしまった。そこは現在湖(メーレル湖)となり、削り取られた土地は海を越えてデンマークの領土となったという。創世神話の国引き神話としても興味深いといえるだろう。
【参考文献】
・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
・『神話・伝承事典』バーバラ・ウォーカー(大修館書店)
・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
・『エッダ〜古代北欧歌謡集〜』V.G.ネッケル 谷口幸男(新潮社)
・『北欧神話』H.R.Ellis Davidson/米原まり子・一井知子(青土社)
・『北欧神話物語』 Kevin Crossley-Holland/山室静・米原まり子(青土社)
・『ゲルマン・ケルトの神話』トンヌラ ロート ギラン/清水茂(みすず書房)
・『虚空の神々』 健部伸明と怪兵隊(新紀元社)