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 視肉(しにく)

【分類】

 中国神話(Chinese mythology)

【解説】

 視肉は、牛の肝臓のような形をした大きな肉塊だが生きていて、二つの目を持っている。
 この視肉は食べることが出来、いくら食べてもその肉が再生されるという、不気味なものである。が、その肉はすばらしく旨いという。つかみとって千切っても、怒らず拒まないらしい。
 このような、食べても飲んでもなくならない飲食物というものは、世界各国に広く存在する。飢えに苦しむ時代がこのようなものを作り出すこともある。
 また、日本にある肉人というのも肉の塊で、食べるとたいそう旨く、食べると武勇に秀でる力を得るという。


神楽 秋




【参考文献】

 ・『中国妖怪人物事典』 実吉達郎(講談社)
 ・『山海経』