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 スエツミミ

【表記】

古事記 陶津耳命


【解説】

 三輪山伝説。イクタマヨリビメの父。『日本書紀』には、別名として奇日方天日方武茅渟祗(くしひかたあまひかたたけちぬつみ)ともある。その名前から5世紀に始まる須恵器(※)生産の地、茅渟県陶邑とも関係が深いと考えられている。


(※)古墳時代後期から奈良・平安時代に行われた、大陸系技術による素焼の土器。良質粘土で、成形にはろくろを使用、あな窯を使い高温の還元炎で焼くため暗青色を呈するのが一般。食器や貯蔵用の壺・甕が多く、祭器もある(広辞苑)





【参考文献】

 ・『古事記祝詞』 日本古典文学大系1(岩波書店)
 ・『日本書紀上・下』 日本古典文学大系67・68(岩波書店)
 ・『風土記』 日本古典文学大系2(岩波書店)
 ・『日本神話事典』 監修…大林太良 吉田敦彦(大和書房)
 ・『日本の神様を知る事典』 阿部正浩(日本文芸社)
 ・『日本の神社を知る事典』 菅田正昭(日本文芸社)
 ・『新訂 古事記』 武田祐吉 訳注 / 中村啓信 補訂・解説(角川文庫)
 ・『神話の森』 山本節(大修館書店)
 ・『神社辞典』 白井永二・土岐昌訓 編(東京堂出版)
 ・『神社』 岡田米夫(東京堂出版)
 ・『日本の神々事典』 薗田稔・茂木栄 監修(学研)
 ・『八百万の神々』 戸部民夫(新紀元社)
 ・『神話伝説辞典』 共編(東京堂出版)
 ・『日本神話の考古学』 森浩一(朝日新聞社)