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 ヨロズハタトヨアキツシヒメ

【表記】

日本書紀 萬幡豊秋津師比売命


【解説】

 高木神の娘。アメノオシホミミの妻。
 『日本書紀』九段一書一に、オモヒカネの妹という記述がある。


 また、織物の神である栲幡千々姫神(たくはたちぢひめ)の別称。その名は美しい織物の様を表している。栲とは「白膠木」の事で、秋の紅葉が美しいといわれているウルシ科の落葉小高木である。豊後風土記には「栲の皮を取りて木綿を造る」という記述もある。幡は「機織り」の意味で、千々は生地がよれる様を表している。





【主要神社】

 ・塩沢神社(福島県二本松市)
 ・椿大社(三重県鈴鹿市)
 ・泉穴師神社(大阪府泉大津市)


【参考文献】

 ・『古事記祝詞』 日本古典文学大系1(岩波書店)
 ・『日本書紀上・下』 日本古典文学大系67・68(岩波書店)
 ・『風土記』 日本古典文学大系2(岩波書店)
 ・『日本神話事典』 監修…大林太良 吉田敦彦(大和書房)
 ・『日本の神様を知る事典』 阿部正浩(日本文芸社)
 ・『日本の神社を知る事典』 菅田正昭(日本文芸社)
 ・『新訂 古事記』 武田祐吉 訳注 / 中村啓信 補訂・解説(角川文庫)
 ・『神話の森』 山本節(大修館書店)
 ・『神社辞典』 白井永二・土岐昌訓 編(東京堂出版)
 ・『神社』 岡田米夫(東京堂出版)
 ・『日本の神々事典』 薗田稔・茂木栄 監修(学研)
 ・『八百万の神々』 戸部民夫(新紀元社)
 ・『神話伝説辞典』 共編(東京堂出版)
 ・『日本神話の考古学』 森浩一(朝日新聞社)