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ウトナピシュティム(Utnapishtim)
【分類】
オリエント神話(Near Eastern mythology)
【解説】
シュメール語では、ジウスドラ。その名前の意味は、「生命を見たもの。」である。ギルガメシュが不死を求めて旅する果てに、彼に出会う。ウトナピシュティムは、自分が不死となった経緯をギルガメシュに話して聞かせる。その内容は次のとおりである。
ユーフラテスの河岸に位置する町、シュルッパクにいた彼が、エアの見せた夢を見て悟り、船で洪水を逃れる。その後、神々の戦士エンリルが、助かった生物がいることを知って怒るが、エアに諭され、ウトナピシュティムに不死を与える。(旧約聖書に見られるノアの洪水によく似ている。)
ウトナピシュティムは、死の海のかなたに住んでいる。船頭ウルシャナビ(シュメール語でスルスナブ。)を従え、妻とともに暮らしている。なお、ここで示されている名前は、いずれもバビロニア版でのもの。(ミンミン)
【参考文献】
・『ギルガメシュ叙事詩』 矢島文夫訳(ちくま学芸文庫)