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 燭竜(しょくりゅう,チューロン,Zhulong)

【分類】

 中国神話(Chinese mythology)


【解説】

 燭陰(しょくいん)ともいう。燭は「ともしび」または「てらす」と訓じ,燭竜は「照らす竜」,燭陰は「暗いところを照らすもの」の意味。『山海経(せんがいきょう)』の「大荒北経」の巻に描かれている。
 章尾山というところに住む神で,蛇のような赤い体と,人間の顔を持っているが目は縦に並んでいる。燭竜が目を閉じれば世界は夜になって暗くなるが,目を開いて見ている間は,深く暗いところもあまねく照らされて昼になる。物を食べることはなく,眠ることも息をすることもない。また風や雨雲を呼び寄せる力がある。

秋桜





【参考文献】

・全釈漢文大系33 山海経・列仙伝/前野直彬/集英社 ・黄金書屋