別にアヴァロ、アヴィリオンの谷、林檎(りんご)の島とも呼ばれる。
アーサー王の物語中でモードレッドによって致命傷を与えられたアーサーが、妖精モルガンやニミュエなどの貴婦人たちの乗る船によって誘われ去っていく場所で、湖の底や海の彼方の島だとも、地下にあるともいわれる。
アーサー王の物語では、湖とアヴァロンが異界のような存在として扱われている。
湖に関連する女性のうちのひとりである妖精モルガンの原型のひとつ、ウェイルズの女神モドロン(マトローナ)の父親は地下の神でもあるアヴァロックで、アヴァロンに住んでいたといわれる。
またアヴァロンには9人姉妹がすんでおりその長がモルガンだともされており、これはケルトの9人の女司祭と繋がりがあるようだ。どうやら、アヴァロンは女性だけが住む場所だと考えられているようなところもある。
アヴァロンという言葉は、ブリテン島周辺のいくつかの言語の、林檎という言葉に綴りが近い。そこから、林檎の実る国といわれる、常若の国、妖精の国、ティル・ナ・ノーグ(・ノグ)にも重なる部分があるといわれる。
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