バグベアはイギリスに住んでいる、子供を戒めるしつけのために考え出された妖精である。
遅くまで遊んでいる子供には「遅くまで遊んでいると、バグベアに食べられてしまうよ」といって、子供を脅すのだ。子供を脅すために考えられたものだから、各地で色々な名前がつけられている。タンケラボーガス、トムドッキン、トムポーカーなど。
彼らの姿は恐ろしければ、恐ろしいほどいいので、全身毛むくじゃらで、目が燃えるように赤く、鉄の牙で子供をむしゃむしゃ食べてしまうなどと言われる。
また、家の中で親の言うことを聞かない子供も、煙突から家に侵入して、むしゃむしゃ食べる者もいる。
バグベアは子供達が悪さをするなら、荒野や家の中、どこにでも現われるのだ。
しかし、子供は大人になるにつれ、しつけのために考え出されたこの妖精たちのことをわすれてしまう。この妖精は、子供達の間でだけ信じられているのだ。
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