エオスボロスの息子。アルキュオネの夫。ヘラクレス、ペレウスなどを助け、ヘラクレスの死後は、その子供達の面倒を任せられた。彼は、エウリュステウスと対抗できるように、その子供達をテセウスに預けた。
ケユクスとアルキュオネは幸せのあまり、お互いをゼウスとヘラのようね、と言い合ったので、その罰として小鳥に変えられてしまった。
オイディウスの『変身物語』では、彼は妻が止めるのを振り切って、神託を聞くために航海に出る。だが船は大嵐にあって沈み、彼はアルキュオネの事を思いながら命を落としてしまう。それを知ったヘラは、彼女に知らせてやりたいと思い、イリスをヒュプノスの元へ遣わした。ヒュプノスは、モルペウスを使い彼女の夢の中でそれを告げた。やがて、海岸に流れ着いた死体をみつけた彼女は、悲しみのあまりカワセミに身を変えて、その上を飛び続けた。それを哀れんだ神々は、ケユクスをカワセミとして蘇らせ、二人は再び出会い幸せに暮らしたという。
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