1.ボレアスとオレイテュイアの娘。姉妹に、クレオパトラ。兄弟にカライスとゼテス。
2.ダイダリオンの娘。その名は「雪のように白い」という意味。その美しさに、アポロン、ヘルメスなどの神々も彼女に求婚したという。
彼女の悲劇は、その美しすぎる容貌がもたらしたといえるだろう。アポロンは老婆に姿を変えて彼女に近づき、同じくヘルメスは彼女を眠らせて、二人は彼女と無理矢理関係を結んだ。そして彼女は、アポロンの息子であるピラムモン、ヘルメスの息子であるアウトリュコスという双子の神を生んだ。
彼女が生んだ双子は神の力を継ぎ、素晴らしい青年に成長した。彼女はそれに満足し、いつかしか誇らしげになる。その慢心が彼女の命を落とすことになる。アルテミスと比べて、自分の方が素晴らしいと口にしてしまったのだ。それに激怒したアルテミスは、矢を放ちキオネの胸を貫いた。母の死を悲しむダイダリオンは、パルナッソス山の頂上から身を投げてしまった。
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