シュメールの神話。ギルガメシュ叙事詩の英雄。ギルガメシュは、ウルクの街に王の息子として生まれる。彼は、三分の二が神で、三分の一が人間だった。周りに自分に適う者がいないことに気付いた彼は、次第に慢心し、暴虐の限りを尽くし始める。それに耐えきれなくなったウルクの人々は、天空の女神アルルに哀願した。
その願いを聞き届けた女神は、ギルガメシュに対抗できるような人間を作り出し、地上へと送る。しかしそれは、怪力を持ち、全身が毛で覆われた獣の様な怪物だった。その名は、エンキドゥという。ウルクの街は、たちまちその噂で持ちきりになり、やがてギルガメシュの耳にも届く。
そして、人間として目覚めたエンキドゥはウルクの街にやってくる(詳しくはエンキドゥの項参照)。夢でそれを知ったギルガメシュは、エンキドゥを迎え撃つ。激しい戦いの末、いつのまにか二人の間には友情が芽生えていた。
それから後、最高のパートナーとなった二人は様々な冒険を乗り越える。いつでも二人は一緒だった。しかし、神は二人の間を引き裂いて行く、イシュタルの嫉妬から始まった悲劇は、エンキドゥの命を奪う。悲しみに暮れるギルガメシュは、「不死」を求める旅に出る。だが、それは不可能な望みであったことを悟る。彼は絶望するが、やがて立ち直り故郷ウルクへと向かった。
そして、彼は全てを知った英雄として語り継がれて行くことになる…
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