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関連項目

 ・アルテミス :ギリシア
 ・デメテル :ギリシア
 ・アステリア :ギリシア
 ・コイオス :ギリシア
 ・エムプーサ :ギリシア
 ・モルモ :ギリシア
 ・ペルセス :ギリシア
 ・ポイベ :ギリシア
 ・セレネ :ギリシア
 ・ゼウス :ギリシア


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ヘカテ ( ヘカテ ) 英名: Hecate

 地 域: ギリシア
 テーマ: 一般
 種 別: 名前

 小アジア南部カリアで崇拝された地母神。ギリシアに渡ってからは、冥界を支配する女神となる。ホメロスなどの作品には登場しないが、ヘシオドスに賞賛されている。

 ヘシオドスによれば、ヘカテはティタン族の出身でアステリアとペルセスの娘である。一説には、コイオスとポイべともいわれる。また父親はゼウス自身とも、母親はデメテルと結びつける説もある。
 ゼウスさえも一目置く存在で、天、地、海を支配する力を持っていた。人間に恩恵をもたらす女神としても崇拝されたが、次第にその地母神的性質から、冥界と関係が深い女神へと変遷していってしまう。月を象徴し、魔術を司る女神としてしばしば様々な動物に変化した。
 メディアは、コルキスとコリントで2度も彼女を召喚している。「三重のヘカテ」とも呼ばれ、魔術が行われるという三叉路や十字路に出現するといわれた。彫刻や絵画では、3つの顔、3つの体を持ち、手には松明を持った姿で表されている。アルテミスやセレネと同一視された。ローマでは、岐路の女神トリヴィアとも同一視されている。
 エムプーサ、モルモの項目も参照。

項目情報

 作成者:Akihiro Endo
 作成日:
 更新日:2005-02-28 00:00:00

参考文献
 ・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
 ・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
 ・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『ギリシアローマ神話事典』 マイケル・グラント/ジョン・ヘイゼル(大修館書店)
 ・『ギリシア・ローマ神話文化事典』 ルネ・マルタン/松村一男(原書房)
 ・『ギリシャ神話』 フェリックス・ギラン / 中島健(青土社)
 ・『ギリシャ神話 神・英雄録』 草野巧(新紀元社)
 ・『ギリシャ神話小事典』 バーナード・エヴスリン / 小林稔(教養文庫)
 ・『ギリシャの神話−神々の時代』 カール・ケレーニイ / 植田兼義(中央文庫)
 ・『ギリシャの神話−英雄の時代』 カール・ケレーニイ / 植田兼義(中央文庫)
 ・『ギリシャ神話を知っていますか』 阿刀田高(新潮文庫)
 ・『ギリシャ文化の深層』 吉田敦彦(国文社)

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