古エッダ『ヒュンドラの歌』。サクソの『デーン人の事跡』。スノリのエッダに登場する。古エッダのヘルモーズは、オーディンの子供という設定ではなく、『ベーオウルフ』に登場するデンマークの王ヘレモードではないかと考えられる。
オーディンの息子であり、俊足のヘルモーズといわれる。神々の中で一番足が早いといわれ、オーディンからスレイプニルを授けられている。普段はヴァルハラに住んでいて、エインヘルヤルの指揮官ともいわれる。
エッダでは、彼はバルドルを冥界から連れ戻すために一人向かっている。ヘルに対面した彼は、バルドルを返して欲しいと頼んだ。ヘルは「全ての者達がバルドルの為に泣くのなら、生き返らせてやろう」と言った。彼は地上へと帰り、神々にその条件を伝えた。その時に、バルドルとその妻であるナンナは、ヘルモーズに数々の宝物を手渡している。ドラウプニルはオーディンへ。煌びやかな装飾品はフリッグへ。黄金の指輪は、フッラへと渡された。
『デーン人の事跡』では、ヘルモーズはガンバンテイン(Gambantein)という魔法の杖を所有し、他人の魔術を無効化する事が出来た。彼はある魔術師に、バルドルの復讐を果たすためにはどうすれば良いかと尋ね、オーディンとリンドが交われば、その子供であるヴァーリが復讐を果たすだろうと情報を得た。
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