病気平癒の医神保生大帝は、特に台湾で有名である。宋の名医・呉本(ごほん)のことで、宋の仁宗(じんそう)の皇后の難病を全快させたので、保生大帝の称号を贈られたという。学問を修めた後、崑崙山に昇り、西王母のもとに7日間とどまり、妖気邪気を祓う駆魔駆邪(くまくじゃ)の秘術を伝授された。彼はまた、死者再生の護符も持ち、白骨を呪術によって元の人間に蘇生させる方法を会得していた。その後、国土に疫病が蔓延(まんえん)した際、その元凶たる魔王と戦って勝利したという記録もある。晩年、多くの人々の見守る中、白鹿に乗って昇天したという。
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