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 ・クチュマキック :マヤ
 ・フン・フンアフプー :マヤ
 ・フンアフプー :マヤ
 ・フンバッツ :マヤ
 ・フンチョウエン :マヤ
 ・イシュバランケー :マヤ
 ・イシュバキヤロ :マヤ
 ・シバルバー :マヤ


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イシュキック ( イシュキック ) 英名: Ixquic

 地 域: マヤ
 テーマ: 一般
 種 別: 名前

 『ポポル・ヴフ』。その名前は「小さな血」「女の血」という意味。クチュマキックの娘。フン・フンアフプーとの間に、フンアフプーとイシュバランケーを生む。
 ある時イシュキックは、フン・フンアフプーの首が吊られた木の話を聞き、一度見てみたいという衝動に駆られた。父の目を盗んで、彼女はプクバル・チャフに植えられているその木の下に行ってしまった。その木になっている果実を彼女が取ろうとすると突然、枝の間からフン・フンアフプーの髑髏が話しかけてきた。「その果実が欲しいなら手を差し出しなさい」。イシュキックが言われたとおりに手を差し出すと、その掌に向かって髑髏はツバを吐いた。そしてそれは、二人の子供を彼女の中に宿すことになったのだ。
 やがて、彼女の妊娠は父の知るところになり、クチュマキックは激怒して彼女を殺そうとした。そしてシバルバーで生け贄にされることになったが、彼女に同情する使者によって逃げ出す事が出来たのである。
 そして彼女は、フン・フンアフプーの母の元を訪れた。そこには、イシュバキヤロとフン・フンアフプーの間に生まれた、フンバッツとフンチョウエンも住んでいて、彼女は疑惑と嫉妬で酷い仕打ちを受け続けることになる。
 誕生日が訪れ、彼女は、山の中でフンアフプーとイシュバランケーを出産した。それは一瞬の出来事で、ますます疑いがかけられることになるのだが。そんな環境でも、すくすくと双子の息子は成長して行き、『ポポル・ヴフ』の中心として語られる英雄となるのである。彼らの活躍は、それぞれの項目を参照して欲しい。

項目情報

 作成者:Akihiro Endo
 作成日:
 更新日:2005-03-03 00:00:00

参考文献
 ・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
 ・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
 ・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『マヤ・アステカの神話』 アイリーン・ニコルソン(青土社)
 ・『ペルー・インカの神話』 ハロルド・オズボーン(青土社)
 ・『インカ帝国』 カルメン・ベルナン(創元社)
 ・『アステカ王国』 セルジュ・グリュジンスキ(創元社)
 ・『マヤ文明』 クロード・ボーデ/シドニー・ピカソ(創元社)
 ・『図説古代マヤ文明』 寺崎秀一郎(河出書房新社)
 ・『アステカ・マヤの神話』 カール・タウベ(丸善ブックス)
 ・『ポポル・ヴフ』 A・レシーノス(中公文庫)
 ・『マヤ神話-チラム・バラムの書-』 ル・クレジオ(新潮社)

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