ヴィシュヌ第10のアヴァターラ(化身)である。カリ・ユガの世界に降臨し、全ての悪を滅ぼす。
その姿は、白馬に乗った騎士として描かれる。この黙示録の騎士にも似たカルキは、他の化身とは違ってまだこの世に現れていない。ヒンドゥー教には『ユガ』という世界観があって、世界は4つの周期に分けられている。現代は最後の世紀であるカリ・ユガという時代に属す。
カリ・ユガは闘争の時代とも言われ、悪徳と暴力がその象徴である。全ての真理は失われ、人々は堕落し、物欲が世界を支配する。そのアダルマが支配する地上に降臨するのが、救世主カルキである。白馬に乗ったカルキは世界中の悪を滅ぼし、天界へと戻って行く。
そして、カリ・ユガは終わりを告げ、新たなるクリタ・ユガの時代(黄金時代)が訪れるのである。
|