コボルトはドイツにいる小人の妖精で、住み着いた家に幸運をもたらす。
ドイツでは小人の大きさは、人間の4歳児くらいと決まっているので、コボルトもそのくらいだと思われる。
コボルトはホブゴブリン以上によく働き、夜の間に家事をして、馬をブラシで洗う。また、予知能力を持っており、これから起こる事や、予期せぬ来客の訪問があることを告げたりする。
コボルトはどんな人間の前にも姿を現さないが、行動が大胆になると、家族の者と話したり、家族の一員のようにみなと笑ったり、踊ったり、雑談するようになる。また、床や壁を叩いて自分がこの家にいることをアピールし、最初はわずかな報酬でも次第に要求が大きくなることがある。
また、コボルトもいたずら好きだが、命を落とすようないたずらまではせず、酒の席で後ろから誰かの背中を叩いてケンカするように仕向けたりするが、その時も、誰かが大怪我しないように気をつけるという。
だが、姿を見せないコボルトを気味悪がったり、正体を暴いてやろうとする者には容赦せず、その人間を切り刻み、鍋に入れて煮たり、串刺しにして焼いたりする。
また、コボルトがその家の娘を気に入った場合、その娘の求婚者は酷い目に会うことになる。求婚者がその家に泊まるようなことがあると、その求婚者が寝ている間に、蹴ったり殴ったり脅したりして、求婚者が結婚をあきらめるまで続ける。そのためにコボルトに気に入られた娘は、一生独身で過ごすことが多いと言う。
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