『古事記』に少名毘古那神(すくなびこなのかみ)と共に、ひきがえるに紹介されて登場する神。
その名は崩彦、杖彦を示すとされ、案山子(かかし)の神だと解されている。別に、山田の曾富騰(そほど)とも呼ばれるが、そほづとも読み、同じく案山子の意。
足は歩かないが、天下のことを全て知っているとされる。
その性質は、土地の神であり杖の神である岐神(ふなどのかみ)との関連も考えられる。
また案山子はカガシともよみ、その場合は”嗅がし”や鹿驚と書き、獣肉を焼いて串に突いて田畑に刺し、その臭いで鳥獣を退散させた物とも言われる。
またカガシ、カガチは蛇を表す音だ。
春になると田に降り、冬が来ると山に戻る、山田の神だと言うことだろうか。
田の神としては、道祖神と習合されたような、その手に鎌や稲、シャモジやスリコギなどを持つ石像の姿もある。
|