古エッダ『ロキの口論』、スノリのエッダに登場する。ロキとシギュンとの間に生まれた息子。兄弟にナリがいる。
『ロキの口論』では、バルドルが殺された後にエーギルの館で開かれた神々の会議から、ロキは暴言を吐いて逃げ出すのだが、捕まってしまう。バルドルを殺されたオーディンは、ロキの息子であるナルヴィに魔法をかけ、ナリを殺させた。殺されたナリの腸で、ロキは洞窟に縛り上げられたのだった。
スカジは、毒蛇を捕まえてきて、ロキの顔の上方に結びつけ、毒液をロキの顔に滴らせた。ロキの従順な妻であるシギュンは、その毒液を器で受け止め、彼に毒液がかからないようにした。しかし、器一杯になった毒液を捨てに行く間だ、ロキの顔には毒液が滴った。激痛に暴れるロキは、地上を震わせ、それは地震と呼ばれる。
やがて来るラグナロクまで、ロキは神々の復讐を誓いながら縛り付けられている。
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