パイエーケスのアルキノオス王の娘、アテナの手引きにより、旅の途中、パイエーケスの国に難破してたどり着いたオデュッセウスと出会い、彼を助ける。そうして再び帰国の旅に出ていく彼に想いを寄せていた。
【作品】
ナウシカは宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』の主人公のモデルとなった少女である。彼が参照したのはバーナード・エリクスンの『ギリシア神話小辞典』で、ゼウスのような大物にも1ページ程度しか割かれないこの小辞典でエリクスンは、ナウシカには3ページ半の枚数を割いて特別な思い入れを持って描写をしている。宮崎氏が魅せられたのはこのナウシカであり、「俊足で空想的な美しい少女、求婚者や世俗的な幸福よりも、竪琴と歌を愛し、自然とたわむれることを喜ぶすぐれた感受性の持ち主」である彼女を、彼が、社会に束縛のあった時代に自然と戯れる自分の感性のままに生きた日本の『今昔物語』の虫愛ずる姫君と重ね合わせたとき、彼のナウシカが生まれた。
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