世界樹ユグドラシルの根に取り付き、フヴェルゲルミルの周りで数多くの蛇達と共に根を噛り続ける。その傍ら、リスのラタトスクを介して樹冠の大鷲と罵り合っている。
この喧嘩相手の大鷲とは、実はオーディンである、とも考えられている。
死者の岸ナーストレンドを流れる毒の川の畔に棲み、そこで死者の血を啜っている、とも語られる
艶やかな黒い飛竜。
ラグナレクの後、再び世界が胎動し始めると、やがて生き残ったアース神達は、かつて繁栄を謳歌したイザヴェルの故地に三々五々集まり来り、過ぎ去りし時を語らい合う。
そして、種族の別なく誰からも愛された優しく美しき神バルドルがヘズと共にヘルの国からこの世に帰ってくる。この時、黒竜ニーズヘッグはその翼に死者達を乗せてニザフィヨルから飛び立っていく。
恰も過去との決別を示すかの如く。
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