アフリカ、ヨルバ族の神話に登場する神。オリシャ・ンラとも呼ばれる。オバタラ神は神々の長老ともいえる神で、オロルンの天地創造の際、大地を造り、泥より人間を造った。しかし、その途中で酒を飲み泥酔して奇形の人間を造ってしまった。その為、オバタラは天に呼び返され、人類創造の役目はオドゥドゥア神に引き継がれた。
オバタラは自ら造った人間を率いて弟のオドゥドゥアに戦いを挑むが敗れ、オバタラは妻共々流刑の憂き目に遭ったが、後に許されオドゥドゥアの建国した王国の王となった。
もともと彼の作った人間はイグボ族といわれ、この様な神話の形成された背景には、かつて北方にいたヨルバ族が先住民族のイグボ族を征服し、同化させた、という歴史的過程がある。オバタラはもともとヨルバの神ではなく、イグボ族の崇拝する天空神であった。
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