台湾・サイセット族に伝わる、シルビヤ山の神。
太古の昔、大洪水が起こって、人々が四方に流されて生死の程も分からなくなった。この時、一人の男が運良く生き延びてシルビヤ山に漂着した。
その時、シルビヤ山にいたオッポエホボンは、洪水で人類が絶滅したのではないかと心配していた所だったので、この唯一の生存者を捕らえて打ち殺し、その肉を裁断して、呪文を唱えながら海に投げ入れると、悉く人間となった。オッポエホボンは彼らをサイセットと名付けた。これがサイセット族の祖先である。次に骨を投げ入れると、また人間となった。これがタイヤル族の祖先となった。
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