サイトトップ | 事典トップ | ニュース | リンク
   Google  
Web 事典内検索
関連項目

 ・ブラフマー :インド
 ・ハヌマーン :インド
 ・シーター :インド
 ・ヴィシュヴァーミトラ :インド
 ・ヴィシュヌ :インド
 ・ラーヴァナ :インド


関連サイト



関連書籍









ラーマチャンドラ ( ラーマチャンドラ ) 英名: Ramacandra

 地 域: インド
 テーマ: 一般
 種 別: 名前

 ヴィシュヌ第7のアヴァターラ(化身)であり、壮大な大叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公である。

 コーサラ国のアヨーディヤを支配するダンシャラタ王には、王位を継ぐ子がいなかった。そこで、王は子の誕生を願ってアシュヴァメーダ(馬祀祭)を行った。折しも天界では、羅刹王ラーヴァナが神々を苦しめていた。ブラフマーから不死身を得ていたラーヴァナを倒すために、ヴィシュヌがダンシャラタ王の息子として転生することになったのである。
 馬祀祭の結果、彼には4人の息子が生まれると告げられた。祭火の中から現れたヴィシュヌは、王に神酒の入った壺を渡し、王妃に飲ませるように言った。王が、その神酒の半分を第1の妻に飲ませると、神の性質を半分受け継いだラーマが生まれ、神酒の4分の1を第2の妻に飲ませると、神性を4分の1持ったバラタが生まれた。残りの神酒を第3の妻に与えると、それぞれ8分の1の神性を持ったラクシュマナとシャトルグナが生まれた。
 4人の王子達は初め一緒に育てられていた。ある時、聖仙ヴィシュヴァーミトラが宮殿を訪れ、ラーマを連れて行きたいと申し出た。王はしぶしぶとそれを承諾し、聖仙に任せることになった。その後、数々の武術と学問を授けられたラーマは、地上に適う者がいないほどの勇者へと成長していったのである。
 ある時、ラーマはヴィシュヴァーミトラに連れられて、ヴィデーハ国を訪れた。ジャナカ王の宮殿には、今まで誰も引くことが出来なかったという弓があった。そして、この弓を引いた者には、王の娘であるというシーターが与えられると布告されたいたのである。ラーマは、その弓をいとも簡単に引ききり、真っ二つに折ってしまった。こうして、ラーマは絶世の美女であるシーターを妻とし、3人の弟達はシーターの姉妹と従姉妹達を妻とした。
 幸せに暮らすラーマとシーターであったが、悲劇の影は緩やかに二人の背後に忍び寄っていた。ラーマは王位継承者に定められていたが、ダンシャラタ王の第2の妻は、自分の息子バラタを王位につけるように迫ったのだ。その願いを仕方なしに受け入れた王は、ラーマを14年間の追放処分に処した。
 そして、運命はついに二人を引き裂いた。羅刹王ラーヴァナは、深い森の中で幸せに暮らしていた最愛の妻シーターを奪い去ってしまったのである。
 それは、壮大な物語『ラーマーヤナ』のプロローグでもあった。

項目情報

 作成者:Akihiro Endo
 作成日:
 更新日:2005-03-15 00:00:00

参考文献

サイトトップ | 事典トップ | ニュース | リンク
Copyright (c) 2006 All Rights Reserved by Pandaemonium.