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セクンダディ ( セクンダディ ) 英名: Secundadeians

 地 域: (その他)
 テーマ: ユダヤ・キリスト教の神話・伝説
 種 別: 名前

 七人の天使(であるような存在)からなる集団。その詳細は良くわかっていない。しかし、その鋳型と思われるものは中世ヨーロッパの悪魔学文献や15世紀以前のアラビア語魔術文献に見いだされる。それによれば、彼らは大天使(もしくはそれより高位)であり、神の定めた計画に従って歴史を期間ごとに支配しているらしい。おそらく神の絶対性(時間、歴史の支配)とアラビア魔術が結びついた結果、アカシックレコードの様な魔術概念として生まれたものであろう。

 フレッド・ゲティングスによれば、セクンダデイという名称は15世紀末にシュポンハイムの大修道院長トリテミウスがつくりだしたものと思われるらしい。
 しかし、トリテミウスがつくりだしたセクンダデイという概念は悪魔学であった。そこにあげられる名称は一見天使のようであるが、実態はデーモンである。つまり、セクンダデイという名称はトリテミウスが考えたのであるかもしれないが、現在一般にセクンダデイと呼ばれるものはトリテミウスのセクンダデイとはまったく別物なのだ。
 このややこしい経緯があったためか、セクンダデイはいまだによく理解できないところが多く、いかがわしい評判を持つと共に自称オカルティスト達に勘違いされている。

 セクンダデイの七人は以下の通りである。オフィエル・ザカリエル・サマエル・ミカエル・アナエル・ラファエル・ガブリエル

 そして彼らは各自支配する天球層(中世キリスト教上の宇宙概念。実際の宇宙とは違う)があるという。それはオフィエルから土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月の順である。
 セクンダデイについてはこれ以上ハッキリしたことはわかっていない。だが天球層を支配することと歴史を支配することから、トリミテウスの考えだした占星術のデーモンと混同されることが多い。占星術のデーモンとは様々な星座に魔術的な象徴としてあてがわれたデーモンのことだが、その中に惑星を支配するデーモンがいる。それはザフキエル・ザドキエル・カマエル・ミカエル・アナエル・ラファエル・ガブリエルの7人であり、セクンダデイと同様に天球層の土星から月までを支配していることになっているのだ。これほど似ているのだから間違えたり混同してしまっても仕方がないところがある。
 実際、この類似になんらかの意味を見いだし、セクンダデイと占星術のデーモンを結びつけようと試みた魔術師もいたらしい。だが、これだけは理解していなくてはならない。占星術のデーモンは、その名の通り「デーモン」なのである。セクンダデイは正体不明とはいえ、おそらく天使なのだ。

 ところで、セクンダデイの七人と七大天使を混同してはいけない。七大天使とは「黙示録」で神の御前に立つ七人の天使のことであり、セクンダデイとなんら関係はない。その証拠にセクンダデイはその構成者がはっきりわかっているのに対し、七大天使の方は誰がそれにあたるのか良くわかっていなく、いまだにキリスト教・ユダヤ教みだれての大論争を続けている(イスラム教は四人の大天使しか認めておらず、そのうちジブリール(ガブリエル)とミーカール(ミカエル)の名前しかはっきりしていない)。ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエルは常に七大天使に入るのだが、残り三人には様々な候補者が存在する。だが、この話は別項ですべきであろう。

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 作成者:VAI
 作成日:
 更新日:2005-02-09 00:00:00

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