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真言立川流 ( シンゴンタチカワリュウ ) 英名:

 地 域: 日本
 テーマ: 一般
 種 別: 用語

 密教に陰陽の考えを取り入れ、現世利益を求める宗派である。

 淫祠邪教(いんしじゃきょう)の代名詞とまでいわれた。本来戒律で禁止されている性行や肉食をすすめ、精液と愛液の混合したものを塗った髑髏を本尊に、反魂の術を行ったり、多くの歴史家たちは男女の乱交を進める奇怪な宗教とみなしている。

 しかし、実際の根本的なものをみると、当時の真言宗や天台宗とたいして変らない。立川流はそれら宗教と同様に、超人的な修行で取得した呪力で人々を救おうというものであった。

 また、鎌倉時代末期には、高野山の僧たちに影響を与え、男女が交合が密教理念の極致だとする理論を生み出している。

 しかし、鎌倉新仏教の諸派は支配者に容認されて現代まで生き残っているが、立川流は鎌倉新仏教の正反対の行き方をとる危険思想として、南北朝時代に大弾圧を受けて姿を消している。創始者は仁寛<じんかん>という学僧である。

項目情報

 作成者:アリエル
 作成日:
 更新日:2005-03-09 00:00:00

参考文献
 ・『コンサイス人名辞典』 (三省堂)

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