もしくはタウルト、トエリス(Tauret,Thoeris)、タウ=エレト。家と出産の守護神。雌の河馬の姿で表されるが、ライオンの足、ワニの背中と尾を持つ姿でも表現される。その垂れ下がった乳房と、膨らんだ腹部は妊婦を意味している。
古王国時代以降、タウェレトは護符などのモチーフに多用されるようになる。エル=アマルナの住居などからもその種の護符が数多く発掘されている。
また一方、雌の河馬は本質的に有害な物でもあると考えられ、セトとも密接な関係があるとされた。プルタコスは、タウェレトをセトの愛人であり、ホルスの従者の一員と書き記している。
|