プトレマイオス(ローマ帝国初期のエジプト人)が著した西洋占星術の教本で、中世まで伝えられてきた。
その内容は、プトレマイオス自身が著した天文学書「アルマゲスト」と地理学書「コスモグラフィア」をふまえ、カルディア・エジプトの古代占星術を集大成したものである。
四大元素を各惑星に配置したり、黄道十二宮の各星座宮の性格付けをしたり、現代占星術の基礎概念はすでにこの中にある。いや、現代における新惑星の発見、星座宮の性格付けの解釈の違い、運命に対する考え方の変化といった点を除けば、西洋占星術は全てこの「テトラビブロス」の中にあると言っていい。
だが、これらの著書は中世キリスト教教会の非難の対象となり、しばしば(写本を含め)焼き捨てられた。
それでも彼の著書が現代に伝わっているのは、7世紀にアレクサンドリアを侵略したイスラム教徒が価値を認めて持ち去ったからだ。イスラム教徒はメッカの方向を知るために、正確な天文学を必要としたのだ。
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