沖都鏡 (おきつかがみ) | 栄えをもたらすもの。 沖の方の海原の象徴。またはその海原に映る太陽の象徴。奥津鏡とも。 |
辺都鏡 (へつかがみ) | 栄えをもたらすもの。 海岸周辺の海原の象徴。またはその海原に映る太陽の象徴。辺津鏡とも。 |
八握剣 (やつかのけん) | 凶悪な者や邪な者を罰し、平らげるもの。 普通、握り拳8個分の長さを持つ剣のことだが、ここでは特別に、剣の柄に8つの飾りが着いているように見えるためとも。 |
生玉 (いくたま) | 生きる活力を与えるもの。 生者の生命力の象徴で、生きている魂を表す。 |
死返玉 (まかるかえしのたま) | 死者を蘇らせるもの。 死から返る魂の象徴。 |
足玉 (たるたま) | 姿形を具足するもの(?)。 満ち足りた魂の象徴のはずだが、肉体を維持するものの意か? |
道返玉 (ちがえしのたま) | 逝く魂を留め、返すもの。 いわゆる黄泉路から返る魂の象徴。 |
蛇比礼 (へびのひれ) | 蛇を祓い退け、その害を癒すもの。 振り打ち払うと蛇が去るという。ひれは領巾や肩巾と書き、首から肩に垂らす薄い布のこと。 |
蜂比礼 (はちのひれ) | 百足や蜂などの害虫を祓い退け、その害を癒すもの。 振り打ち払うと虫が去るという。呉公蜂の比礼とも。 |
品物比礼 (くさぐさのもののひれ) | 悪鳥や悪獣、妖しいものや邪なものを祓い、退けるもの。 種種物比礼とも書く。 |
「天神御祖教えみことのりして曰く、もし痛むところあらばこの十宝をして、一二三四五六七八九十と言いて振るえ。ゆらゆらと振るえ。かく為せば、まかるれる人は返りて生きなむ。これすなわち、いわゆる振るのことの本なり」 −−先代旧事本紀よりの抜粋を編集 |