ヘレンとオルセイスの息子。あるいはアイオロスとエナレテの息子。ドロスとアイオロスの兄弟。イオニア人とアカイア人の祖といわれる。
テッサリアのイオルコスという街を支配していたが、二人の兄弟によって追放されてしまう。アテナイに赴いた彼は、エウボイアのカルコドンの戦いでエレクテウス王を助け、娘のクレウサをを妻として与えられた。その間に、アカイオスとイオンを生む。
エレクテウスの死後、その王位の座にケクロプスを指名した。その為、選ばれなかった息子はクストスを国外に追い出してしまった。妻と息子を連れた彼は、ペロポネソス半島の北岸に赴き、アイギアロスの地で死んだという。
エウリピデスの『イオン』においては、クストスはアイオロスの息子であり、エレクテウスの後を継いでアテナイの王となった。
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