ラークシャサと同様に、ブラフマーが作り出した人間の未完成品だといわれている。彼らはクベーラの従者で、ヒマラヤに隠されている財宝を守護する役目を担っている。
また古い時代には、豊穣の地母神としても信仰されていた(その場合は、女性形のヤクシーと呼ぶ)。元々は、ドラヴィダ人の農耕の女神だった彼女達は、豊満な肉体を持ち、水や大地の恩恵を象徴した。このように、ヤクシャとは元々、自然に存在する精霊の様な存在だったのだ。
その性質は、次第にガンガーや、サラスヴァティー、ラクシュミーへと受け継がれて行く。
仏教に入り、ヤクシャは「夜叉」として八部衆の一人に数えられた。しかし、後の仏教説話などでは、血肉を食らう恐ろしい悪魔となり果ててしまった。
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