フルング・ウフティとも表記する。
字義的には「堅い物でできた女」。ホピの神話における創造神。
ある神話によれば、1人のフルイング・ウーティは東におり、もう1人のフルイング・ウーティは西にいた。そして世界には水だけがあり、太陽は2人の間を往来していた。しばらくして、2人の女神は水を引いて東と西の間に陸を作ったが、太陽は毎日そこを通って何もないことに気付いた。フルイング・ウーティたちはそれを知り、粘土で鳥を作って、歌で生命を吹き込んだ。鳥は陸の上を飛び回ったが、やはり何も存在しなかった。しかし、その時すでにコキャン・ウーティは存在していたはずである。そこでフルイング・ウーティたちは他の様々な種類の鳥や獣を創造し、陸地に放った。最後に創造されたのは一対の人間の男女で、彼らは女神たちから手をすり合わせることによって知恵を与えられた。女神たちはその後も人間の男女の対を作りつづけた。それを見ていたコキャン・ウーティは同じように人間を作ったが、彼女の作った人間はスペイン語を話すスペイン人になった。
人間たちは狩猟生活を送り、獲物をめぐって争いが起きることが多かった。そんな状況に嫌気がさした女神たちは彼らのもとを去ることにした。人々は残念がったが、それから人々は神々に祈りを捧げて願いをするようになった。
|