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関連項目

 ・アスタルテ :オリエント
 ・バール :オリエント
 ・バール_2 :オリエント
 ・アドニス :ギリシア


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バール_3 ( バール_3 ) 英名: Baal

 地 域: オリエント
 テーマ: 一般
 種 別: 名前

 彼はテュロス、シドン、アルワド、ビュブロス、そしてウガリットの民の上に座する3神のうち、一番親しまれていた神である。父親はエル(ただし、シドンでは彼もバールと呼ばれた)、そして母親はアシェラ(アスタルテー或いはビュブロスにおいてはバーラト)、そして、その二柱の神の子供がバアルである。ゲバル人にはアドン、アドニ、アドニスと呼ばれ、テュロス人にはメルカルト(太陽神として)、シドン人にはエシュムンと呼ばれた。また、キリスト教の聖ゲオルギウス、またイスラム教のハドルという形で、バールの姿は残っている。
 彼の最大の特徴は彼の死によって季節が変わる(あるいは7年の周期で大干ばつが訪れる・・・冬ではなく夏が、作物にとって最大の敵だった)というところであろう。が、前述されているためにこの話は割愛する。
 古いウガリットの神話において、バールは雨神である。彼は神々の住む山に宮殿をたて、そしてそこから雲に乗り稲妻を手にして現れる。また、「投げても舞い戻る棍棒」を武器として戦ったこともあるという。彼の神殿は多くが山に建てられており、それは彼が山岳神であったことも示している。
 海の民であったフェニキアの人々にとって、嵐は最大の脅威であった。それを沈める神として、彼を称える歌などが残されている。カナアンの伝説では、彼は砂漠の縁で牛頭の怪物と戦って殺され、生き返ることはない。

項目情報

 作成者:ARES
 作成日: 2004-12-22 00:00:00
 更新日:2005-04-04 00:00:00

参考文献
・『日本未確認生物辞典』 笹間良彦(柏美術出版)
・『幻獣ドラゴン』 苑崎透(新紀元社)
・『悪魔の辞典』 フレッド・ゲティングス/大瀧啓裕(青土社)
・『フェニキア人』 ゲルハルト・ヘルム/関楠生(河出書房新社)
・『天使』 真野隆也 (新紀元社)
・『ヴァンパイア』 森野たくみ(新紀元社)
・『地獄の辞典』 コラン・ド・プランシイ/床鍋剛彦・吉田八岑(講談社)

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