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関連項目

 ・エクスキャリバー_2 :ケルト
 ・リア・ファイル :ケルト
 ・アーサー王 :ケルト
 ・モルガン・ル・フェ :ケルト


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エクスキャリバー ( エクスキャリバー ) 英名: Excalibur

 地 域: ケルト
 テーマ: 一般
 種 別: 道具

 別にエクスカリバー、エスカリバーとも呼ばれる。
 柄は数々の宝石で飾られ、剣はあたかもたいまつを30本集めたかのごとく光を放ち敵の目を射たという、アーサー王の持つ魔法の剣。
 またその鞘は持つ者の傷を治し、不死身にする力があった。
 だが鞘は、湖の貴婦人のひとりである妖精モルガンに奪われ、湖に投げ込まれて2度とアーサーの手に戻らなくなる。
 そしてエクスキャリバー自身もまた、アーサーの死の間際に湖へと帰る。
 王の証としてアーサーが鉄床(かなとこ)から抜いたエクスキャリバーと、その王者の剣がペリノア王によって折られた後に、湖の精から授けられたエクスキャリバーの、2本が混在する。
 1本目をエクスキャリバーではないとする解釈、折られたエクスキャリバーを湖の精が再生したものが新しいエクスキャリバー(エクス・カリブルヌスの意)だとする解釈、1本目をカリブルヌス(カラドヴルフ)とし、湖の精によって打ち直されアヴァロン(異界)の力を得た2本目をエクスキャリバーとする解釈などがある。
 エクスキャリバーと守護の鞘は一組であるようなので、鞘の存在の薄い1本目の剣はエクスキャリバーではないとされるのが主流のようだ。
 1本目の正統な王の証を立てる儀式は、ケルト神話のリア・ファイル(戴冠石)の変形だとも考えられている。

<剣の起源>
 英雄と銘のある武具という物語の題材は、全世界の数多くの神話や伝説に残っている。またその武具をいったん喪失し、再生したものを得るといった題材も北欧や西欧に多く見られる。

項目情報

 作成者:渡邉聡士
 作成日: 2004-12-22 00:00:00
 更新日:2005-03-15 00:00:00

参考文献
・『アーサー王の死』 T・マロリー作 W・キャクストン編 厨川文夫・厨川圭子抄訳 筑摩書房
・『アーサー王ロマンス』 井村君江著 筑摩書房
・『アーサー王物語』 トマス・ブルフィンチ著 大久保博編訳 角川書店
・『アーサー王伝説紀行』 加藤恭子著 中公新書
・『図説アーサー王伝説事典』 ローナン・コグラン著 山本史朗訳 原書房
・『アーサー王伝説の起源』 C・スコット・リトルトン リンダ・A・マルカー著 辺見葉子 吉田瑞穂訳 青土社
・『図説ケルト神話物語』 イアン・ツァイセック著 山本史朗 山本素子訳
・『ケルトの神話』 井村君江著 筑摩書房
・『ケルト神話と中世騎士物語』 田中仁彦著 中公新書
・『新約聖書』 新共同訳 日本聖書教会 

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