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| ガウェイン (
ガウェイン ) 英名:
Gawain, Gawein |
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別にガーウェイン、フランスではゴヴァン、ゴワンと呼ばれる。またラテン語ではワルガヌス、オランダ語ではヴァレヴァイン。
『マギノビオン』に登場するグワルフマイがその名の原型だとされ、ラーンスロットなどのフランス系とは違った流れを多く持つ。そのためかフランス系物語ではラーンスロットの当て馬的な存在になってしまっているが、逆にブリテン系では好人物として描かれることが多い。
アーサー王の物語中でも、代表的騎士の一人。
ロト王とモルゴースの間に生まれ、アグラヴェイン、ガヘリス、ガレス、モードレッドらの弟がいる。息子も数人いるが、人数や名前などにはばらつきがみえる。ラーンスロットよりも年上のはずだが、はっきりしない。
戦場では名剣ガラチンを帯刀し、愛馬グリンガレットを駆ったといわれる。
ブルフィンチの物語にある『ガウェインの結婚』は、一定の条件を満たすことでガウェインの妻となったラグネルの呪いが解かれるという、定型を使用した小さな物語だが、ガウェインの素直さと誠実さが見て取れる。ここでガウェインは、”賢明なガウェイン””礼儀正しいガウェイン”と呼ばれている。
またどうやら、ラーンスロットとグィネヴィアの関係を知っていて、見逃していたような部分が見受けられる。ラーンスロットに弟アグラヴェインを殺された折も、弟に非があったのだろうとラーンスロットを責めることはなかった。
しかし、ラーンスロットにガヘリス、ガレスら弟2人と息子を殺されて、ラーンスロットを強く憎むようになる。
ラーンスロットに2度挑むも、彼の特性である正午までの3時間の間は力が3倍になるという、魔法の力をもってしても勝つことができなかった。
この魔法の力は、太陽の最も高く昇りゆく間と、ケルトの聖数である3の組み合わせで、ケルトの伝説を受け継いでいるようだ。彼自身、クーフーリン(ク・ホリン)との共通点も、いくつか見られる。
また、ラーンスロットに円卓の騎士ラモラックを殺害したことを責められるが、ラモラックがガウェインの母親と寝たという話や、弟ガヘリスがラモラックを殺す話もある。もともとラモラックの父親ペリノア王が、ガウェインの父親ロト王を殺したためにその息子らは、対立していた。ちなみに、ペリノア王を殺したのもガウェインだという話もあり、この辺りは収拾がつかない。
その後、謀反を起こしたモードレッド軍との間で戦われたドーバー海峡での上陸戦で、ラーンスロットに受けた傷が悪化。
ラーンスロットへの謝罪と援軍要請の手紙を書き、流れ出す自らの血で署名して遺し、この世を去る。
フランス系の物語では、最期の時までラーンスロットの陰から脱することができない、悲劇の騎士。
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作成者:渡邉聡士 作成日:
2004-12-23 00:00:00 更新日:2005-03-15 00:00:00
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