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 ・ヒュミル :北欧
 ・トール :北欧
 ・ヨルムンガンド_2 :北欧
 ・ユミル :北欧


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ヨルムンガンド ( ヨルムンガンド ) 英名: Jormungand

 地 域: 北欧
 テーマ: 一般
 種 別: 名前

 北欧神話の、創世から存在する世界蛇である。その名は、古ノルド語で「真ん中の住むところ」を意味する。スノリの『エッダ』によれば、ユミルの睫毛から作られた。

 後に「力強い大地の帯」とも形容され、大地をぐるりと囲み支えている。ヨルムンガンドは世界の守護神であり、大地母神的な存在でもあったのだろう。しかし、時にその存在は大地を揺るがすことになる。それに対峙するのが、トールである。

 中でも有名なのが、ヘルドゥム・ティの石碑にも描かれているトールがヨルムンガンドを釣り上げようとしたエピソードだろう。

 ある時、若者に変身したトールは、巨人族のヒュミルと釣りに出かけることになった。牛の頭を餌に糸を垂らすと、すぐに何かが食いついてきた。その力は凄まじく、トールの足は船底を突き破って海底にまで届いてしまう程だった。トールが、渾身の力を込めてぐいと竿をあげた瞬間、波間に現れたのが、ヨルムンガンドだったのである。

 隣に立っていたヒュミルは、その恐ろしい形相に、思わず糸を切ってしまう。その為、ヨルムンガンドは元の海底に戻って行ってしまった。トールが激怒したのは言うまでもない。逃がした魚は大きいというが、まさに世界を覆うほどの巨大な獲物だったのである。

項目情報

 作成者:Akihiro Endo
 作成日: 2004-12-24 00:00:00
 更新日:2005-04-04 00:00:00

参考文献
 ・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
 ・『神話・伝承事典』バーバラ・ウォーカー(大修館書店)
 ・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
 ・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『エッダ〜古代北欧歌謡集〜』V.G.ネッケル 谷口幸男(新潮社)
 ・『北欧神話』H.R.Ellis Davidson/米原まり子・一井知子(青土社)
 ・『北欧神話物語』 Kevin Crossley-Holland/山室静・米原まり子(青土社)
 ・『ゲルマン・ケルトの神話』トンヌラ ロート ギラン/清水茂(みすず書房)
 ・『虚空の神々』 健部伸明と怪兵隊(新紀元社)

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