中国において、竜馬は古くから知られている。水の精が竜の姿をとって現れるのは東洋に広く伝わっているが、その際に馬と密接に関係する場合が多い。その中でも有名なのは、『西遊記』に登場する竜馬だろう。
三蔵法師が西行の途中、蛇盤山鷹愁澗(だばんさんおうしゆうかん)に辿り着いたとき、水の中から竜が現れ、三蔵法師の馬を食べてしまった。その竜は元々西海竜王の子であり、罰を受け虚空につり上げられていた。それを哀れんだ観音菩薩が、三蔵法師と共に「西方にて功を立つべし」と、蛇盤山鷹愁澗の水の中に放ったのである。
その後、竜馬は白馬の姿になって、三蔵法師と共に苦難の旅を続け、大功を立てたのである。そして、白馬は金竜となって天に昇った。
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