『古事記』や『日本書紀』に登場する人物で、土師連(はじのむらじ)の始祖とされる相撲(すもう)の神。垂仁(すいにん)天皇7年、大和の国(奈良県)当麻の地にいた勇猛を誇る当麻蹶速(たいまのけはや)という男を、出雲の国(島根県)から召された野見宿禰が相撲で倒したという。後朝廷に仕えたが、皇后の死に際し、生きた人を埋める代わりに埴輪(はにわ)を作って献上したといわれ、これが埴輪の起源説話である。以後、土師の職に任じられ、姓(かばね)も土師臣(はじのおみ)と改めた。その子孫は代々天皇の葬儀を司り、やがて姓を菅原(すがわら)と改めた。菅原道真は、野見宿禰の子孫である。
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