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関連項目

 ・ダイダロス_2 :ギリシア
 ・ミノタウロス :ギリシア
 ・パシパエ :ギリシア
 ・ポセイドン :ギリシア
 ・アリアドネ :ギリシア
 ・テセウス :ギリシア


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ダイダロス ( ダイダロス ) 英名: Daedalus

 地 域: ギリシア
 テーマ: 一般
 種 別: 名前

 ダイダロスとは、ギリシア語で「さまざまに技を凝らした者」の意味で、発明家、建築家、工人。斧、錐、水準(みずばかり)等を発明したとされるが、鋸を発明した甥で弟子のタロースの才能を恐れ、これを殺したためアテナイを逃れ、クレーテー島のミノス王に仕える。
 牛人ミノタウロスは、ダイダロスの工夫によって雌牛に化けた王妃パシパエとミノス王がポセイドンから賜った(着服した)雄牛の子であり、またミノタウロスを封じた迷宮もミノス王の命によってダイダロスの造ったものであり、ダイダロスの迷宮(ラビュリントス)と呼ばれる。
 アリアドネとテセウスによるミノタウロス退治譚にも迷宮攻略法を授けて加担し、ミノス王の不興を買ったため、息子のイカロスとともに迷宮に閉じ込められた。この迷宮からの脱出に際し、ダイダロスが翼を発明し、イカロスの失墜を招く。
 その後ダイダロスはシチリア島に渡るが、ミノス王がダイダロス探索のため仕掛けた謎かけ、巻貝に糸を通す方法を蟻を使うことで解き、ミノス王に所在を知られてしまう。ミノス王は、ダイダロスを追ってシチリアに向かうが、暴風雨に合い、あるいはシチリアの領主コーカロスに謀られ死ぬことになる。ダイダロスのおかげで、牛に女房寝取られるわ、ミノタウロスの餌の捕虜は逃がされ、最後は死ぬ羽目になる、と、散々なミノス王だ。
 なお、ダイダロスとイカロスが迷宮に封印されたのは、ミノタウロス誕生が原因ともされ、テセウスとアリアドネが迷宮に入った時にはすでに迷宮内にいたとも言う。
 余談だが、渋沢龍彦の小説『ダイダロス』は、宋渡来の工人陳和卿の話で、ギリシア神話のダイダロスは一切あらわれない。

項目情報

 作成者:夜鯉
 作成日: 2005-01-26 00:00:00
 更新日:2005-03-09 00:00:00

参考文献
・『ギリシャ神話』 呉 茂一(新潮社)
・『うつろ舟』 渋沢龍彦(福武書店)

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