中国、西晋時代(265〜316)の神仙。許真君(きょしんくん)とも。西晋の武帝・司馬炎(しばえん)に乞われて役人となり、方術を使って飢えた人々を救ったり、神薬をもって疫病を防いだりした。また、霊符を書いて万民に施すことで、災厄を免れさせたり、多くの妖異を鎮めたりするなどの奇跡を起こし、その功で生きながら神とした祀られた。許遜はその後、官職を辞して西山で修道した末に孝道の教えを興し、更に済世利民のために尽くす。やがて、42人の弟子と共に昇仙した。その時、武帝に『武帝應用霊符(全58符)』を伝えたと言う。また、許遜は『正対化霊天真坤元霊符(全12符)』という一種の万能符も伝えたと言う。
|