「大聖歓喜天」(だいしょうかんぎてん)。民衆の間では「聖天」(しょうてん)の名で親しまれている。サンスクリット語では「ガナパティ」、すなわちシヴァ神の息子ガネーシャ神である。
歓喜天は、一般的に、象頭の男女が相抱く姿で描かれ、この場合、男天は、大自在天(自在天)の長男の大暴神であり、女天は、十一面観音が化身した姿であるといわれている。
元来は、父であるシヴァ神の軍勢を統率する、有力且つ厳格な神であるので、その信仰に対しても、ささいな過ちすら見逃さない。霊験も大きいが、祟りも強力であり、おざなりな祀り方をすると、むしろその祟りが恐ろしい。ただ、軍荼利明王にだけは頭が上がらないともいわれる。
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