イザナミがホノカグツチを生んだ際に火傷を負い、病床に伏したとき最後に尿から生まれた神。この際同時に、ワクムスビも生まれている。
「ミズハ」は「水走」「水這う」「水際」などを意味し、水が流れ、その這う様を龍神に見立てたと考えられる。水際は古来から、農業の中心地であり、人々が集まる場所でもある。そこを司るミズハノメは農耕神としての神格の他に、水−生命として母子信仰の神としても篤く祀られることになった。
また、ミズハノメは紙漉の神としても信じられている。岡田神社(福井県今立町)の社伝には、ミズハノメが紙漉をこの土地の人々に伝えたという伝説が残っている。これが後に、特に奉書紙が優秀といわれる越前紙の始まりになったという。
【主要神社】
・丹生川上神社中社(奈良県下市町)
・岡田神社(福井県今立町)
・大井神社(静岡県島田市)
・曾屋神社(神奈川県秦野市)
・上水神社(静岡県小笠原郡)
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