日本神話。伊弉諾尊が、火之迦具土神の首を斬り落とした際に用いた剣。素戔嗚尊が、八岐大蛇を退治した際にも用いられる。天照大神が、十拳剣を3つに折って、天真名井の水ですすぎ、さらに噛み砕いて吐き出すと、その息から宗像三神が化生した。他に、建御雷之男神が、出雲に降り立ったとき、浜辺に十拳剣を突き刺して、その前にあぐらをかい
て坐ったエピソードもあれば、山幸彦(天津日高日子穂穂手見命あるいは火遠理命)が、兄の海幸彦(火照命)の釣針を紛失した際に、十拳剣を砕いてたくさんの釣針を作ったというエピソードもある。十拳剣は、一本だけではないようである。
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